5/28/2013

深夜の散歩、そして思わぬ野宿。

昨日の夜、外に散歩に行くと言って出て行った俺は今帰った。そう、職質を受け無駄に走って逃げた俺は結局捕まり、警察署で拘留されていたのだ。

というのはウソで、家を出たのが2:30頃で、そのまま外をぶらぶらして帰ったら妹がバイトから帰って来ててバイクが止まってた。これはまさかと思い玄関の鍵を開けたら、案の定チェーンロックが掛かっていたのだ。夜中の3時にインターホンを鳴らして家族みんなを起こすわけにもいかず、携帯も財布も持たずに鍵だけ持って出た俺は家族に連絡する事もできなかった。父は7時頃に家を出るので、その時間になったら玄関が解除されて俺も入れる。いや、祖父母の部屋なら6時には起きてるから窓を叩いて開けてもらえる。そんな事を俺は考えていた。とにかくその時間まであと3~4時間待つしかない。しかし外でだ…。だが正直、家に入れなくなるいう失態の上でだが、外で夜を過ごすというのが、なんとアドベンチャーでワイルドなんだ!と思っていた。自分の家の庭でだけど、野宿だと。それに寝具も使わずに。しかしいくら自分の家の敷地内と言えど、こんな時間に外で寝ていたら完全に不審者だ。たまたま通りかかった人にでも通報されたらこんな時間、大騒ぎになってしまう。物陰に隠れて座って寝ようと思ったが、汚そうな場所なので嫌だった。

夜通し歩こうかとも思ったけど、さすがに4時間は疲れる。散歩しに出たのだが、そんなに歩きたいわけではない。

もしかしたら車の鍵が開いてるかもしれない。そんな淡い期待を持ち駐車場へ回り車のドアに手をかけた。そしたら…なんと!開いた。母の車のドアが開いたのだ。なんと幸運にも、そして無用心にも、全部のドアが全開、鍵が掛かっていなかったのだ。こんな時にラッキーだと思って俺はそこで夜を過ごした。

後部座席に横になって寝たが、足も完全に伸ばせないから態勢が心地悪い。まだ朝にならないのか、と何度も思った。そんな事もあってか何度も目が覚めた。

朝になり、昼になると母がパートに車で行ってしまうので、下手したら俺に気づかずに車に乗せられたまま職場に行ってしまうかもしれない。それは御免だ。俺は今日ちょっと買い物に行ったりしたいのだ。

ということで今さっき車から出て家に入って来た。

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