1/28/2013

お酒飲めないのはカッコ悪い?


お酒飲めない事ってカッコ悪い事ではないよね。お酒が飲める(体内でアルコールを処理出来るかどうか)かどうかは体質だからトレーニングとか慣れで変えられるものではないし、飲めないなら飲めないわけでそれは本当にしょうがない事。

お酒飲めないと場合によっては「ハハ〜 お前飲めないのかよ」とか「お前酒弱いな〜」とか言われる事もあると思うけど、俺がカッコ悪いと思うのはお酒飲めない人が無理して飲んでる事だよ。飲むと顔真っ赤になったり潰れちゃうような人が無理して飲んでる事。

まぁお酒を飲めるという事はその場の雰囲気としても本人の気分としても盛り上がる事もあるから飲めないよりは飲めた方が楽しみの幅が広がるって意味では良いんだろうけど、飲めなくてもお酒の場を楽しむ方法はあるじゃん。てか飲めない人は飲めないんだから無理して飲むのが必ずしも楽しさに繋がる事じゃないしね。

俺は必ずしも強くはないにしろ飲めないという程の体質じゃないし、見た目としてもそんなに真っ赤になるなんて事はない。いっぱい飲まなければ気持ち悪くなる事もないし、飲んでも怒ったりはしないで楽しくなる方だから、自分としても周りとしても多分良いと思う。そこは、親の遺伝で良かったと思う所の一つ。父は酔うと怒るとかじゃくてウザい絡みをしてきたりする面倒くさい人なんだけどね。

ミネラルウォーター


ミネラルウォーターってあるけど普通の水と何が違うかみんな分かってる?何が違うか知ってたからって別にすごい訳ではないけど、知らない人もいそうだなって思って。「ミネラル」って付くから文字通り「鉱物」が入ってるだけなんだよね。「ミネラル」って「栄養」だと思ってる人もいそうな気がするけど。だからミネラルウォーターは普通の水道水とかの水と比べると栄養があると思ってる人もいると思うんだけど、英語でミネラルは"mineral"で単に「鉱物」って意味で"mine"の形容詞形。あと"mine"は動詞では「掘削」するって意味もある。パソコンで「マインスイーパー」とかいうのやった事ある人いる?俺が子供の頃はやってた。これは英語の"mine"って言葉には「地雷」って意味もあるからなんだけどね。「地雷」を「掘り当てる」の両方に"mine"が掛かってるのかな。

まぁ「栄養」の定義によってはミネラルも栄養になるんだろうけど、鉱物ってのは簡単に言うと石だよね。カルシウムとかマグネシウムとかみたいな固形物(鉱物)として存在してるもの。石炭もミネラル(少なくとも英語では coal は mineral)だから、「ミネラルウォーター」のあくまで定義としては石炭を砕いたりして混ぜた水もミネラルウォーターになるよね。飲めたもんじゃないと思うけど。あとは極端な話だけどそこら辺に落ちてる石ころを拾って砕いて水に混ぜてもミネラルウォーター。

で、軟水だとか硬水だとか言うけど、それは文字通り水が硬いか軟らかいか。触ってプニプニしてるかカチカチかとか、そこまでじゃないけど、含んでるミネラル(鉱物)の量が高い程「硬い」と表される。これは当たり前だよね。見たり触ったりして分かる程の硬さ/軟らかさの違いはないけど、純粋な水と比べたら他の物質が入ってた方が硬いじゃん...?日本の水道水を飲み慣れてる人はあんまり硬度が高いミネラルウォーターを飲むとお腹を下すとか言われるけど、そりゃねぇ、変な話水の中に石が含まれてるんだから。洗って汚くない石でもペロペロ舐めたり砕いたのを食べたらきっとお腹壊すでしょ。それと一緒。そうだよ、うん。

そもそもミネラルウォーターがどうしてミネラルを含んでるのか何ていうのは山に降った雨水とかが地中を通ってその過程で地中の鉱物を含んでるって事でしょ。だから、意図的にそういう鉱物を水に混ぜてもミネラルウォーターになるよね。「さぁみんなも明日から作ろうミネラルウォーター!」なんて。笑

まぁそれは冗談として、日本の水道水は主に川の水が源になってると思うんだけど、川の水も元を辿れば山から来た水だからミネラルを含んでるんじゃないかな。それを言ったら海の水もそうか。ま、でも日本でも一部の地域、若しくは国によっては山の地下水で水道水を供給してる所もあるだろうから、ミネラルが濾過されて除去とかされてない限りは水道水でもミネラルウォーターだよね。ミネラルウォーター好きの人はそういう所に住めば?笑 水道水の料金でミネラルウォーターが飲み放題だよ。

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1/16/2013

デジカメは「高画素数 = 画質が良い」じゃない


これは元々は俺のFacebookのページに思いついて書いた事なんだけど、なんとなく他の人にも読んでもらえる機会があればって思ったのと、せっかくこんなに長く書いたから取っておきたいって思ったからここにも載せとく。以下がその文章そのままです。



カメラ、写真を撮るのが好きな人に知っておいて欲しい事がある。それは「画素数」だけでは画質は決まらないという事。言い換えると、「高い画素数 = 画質が良い」って訳じゃないって事。興味があったら、もしくはカメラの知識があんまりなかったら読んでください。俺も知識がすごいあるって訳じゃないけど、カメラがちょっと好きなりに知ってる事を教えたいと思う。特にカメラとか写真を撮るのが好きだけどイマイチよく分からないとか、思ったように撮れないって人へ。

これはデジタルカメラ(デジタルビデオカメラ含め)の話だけど、デジタルカメラに関してはセンサー(レンズから入ってくる光を取り込んで「画像」として記録する部品)の大きさが大分関係してくる。もちろん、レンズの質、カメラ自体の性能も関係してくるけど。あとデジカメはプロセッサー(画像エンジンと呼ぶメーカーもある)、即ち画像を処理する部品の性能も大きく関係してくる。この部品の性能次第で、連写数だったりノイズの少なさ/多さとか、単純に「解像度」の良し悪しも決まってくる。

だから例えば同じ「1800万画素」のカメラでも、スマフォに付いてるカメラ(1800万画素のカメラ付きのスマフォがあるかは置いておいて)、コンパクトデジタルカメラ(通称コンデジ。最近流行りのミラーレスが出る前は、そして今もだろうけど、最も一般的な「デジカメ」。大体のやつが電源入れるとレンズがうぃーんって出てくるやつ)、一眼レフ/ミラーレス、そしてプロがスタジオとかで使ってる一眼レフカメラでは画質は違う。これは画像エンジンの能力とかレンズの質の違いもあるけど、まず画像センサーの大きさが違う。ここ(http://www.sony.jp/ichigan/products/NEX-5R/feature_1.html)を参照すると一般的なコンデジでは画像センサーの大きさは5.7x4.3mm。小指の先に乗るくらいだね。中間の2つのサイズのセンサーはどんなデジカメに一般的に使われてるか俺は知らないから飛ばすけど、比べてみて欲しいのがこのAPS-Cサイズと呼ばれるイメージセンサー。エントリークラスからミドルクラスの一眼レフやミラーレス一眼に一般的に使われてるもの。23.5x15.6mmだから、コンデジのイメージセンサーと比べると明らかに大きいよね。俺の指だと親指にちょうど乗るくらい。で、このAPS-Cサイズのセンサーより大きいのが、「フルサイズ」と呼ばれる35.8x23.9mmのイメージセンサー。そのまま35mmとも呼ばれる。これはプロ向けの一眼レフとかに積まれてるけど、Sonyは最近コンデジなのにフルサイズのセンサーを積んだカメラを発売したね (http://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-RX1/)。20万円以上する。普通のコンデジが2万円あれば買えるから、10倍以上だね。

だから、上に書いた事を踏まえるとスマフォのカメラのイメージセンサーなんて、きっと「一般的なコンデジのイメージセンサー」となってる5.7x4.3mmのセンサーよりもっと小さいはず。レンズ自体もコンデジよりも小さいしね。でもセンサーのサイズは違えど、何千万画素とかがあるのは凄いと思う。これは確かに小さくて高画質の実現に貢献してるし。それに、「良い写真」ってのは単に画質だけじゃないしね。構図もそうだし、ライティングとかも写真を撮る上での大事な要素だし。センスとか技量も大きく関係する。きっとただプロ向けのカメラを持っただけの素人と、iPhoneのカメラを使ったプロでは、後者の方がきっと良い写真を撮れる。要は撮影者の腕次第。で、腕が上がってくるとやっぱり「こう撮りたい」って求める物も変わってくるから、それに合わせて撮れるようなカメラが必要になってくる。ただそれだけ。

話を戻して、まぁこれは単純に、センサーの大きさの違いとか知らなくても、高いカメラあるいは「ちゃんとした」カメラの方が画質が良い(良い写真が撮れる)ってのは分かるよね。だって、コンデジでも画素数が高いカメラはあるのに、写真が趣味の人とかプロはなんであんなでっかい、しかも値段も高いカメラを使ってるのかと。で、なんでイメージセンサーが大きいと画質が良いのかってのは、簡単に考えれば、センサーのサイズが大きいって事はその分取り込める光の絶対量が多いって事じゃん。簡単な説明にはなってないかな。

そして、画素数は同じとして、センサーの大きさが違うと画質以外にどんな違いがあるのか。それは色々あるけど、一つは光の感度。どういう事かと言うと、上に書いたように取り込める光の量(センサーが感じ取れる光の量)が多いから、暗いシーンでもより多くの光を取り込める。つまり、より明るく撮れるって事。光が殆どない部屋でも撮れるって訳じゃないけど、コンデジよりかは暗所に強くなる。でもこれも一概には言えなくて、イメージセンサーが、最近使ってる機種が多い裏面照射CMOS(イメージセンサーの種類)かそうじゃないか、裏面照射CMOSであるかないかに関わらずセンサーのピクセルごとの配置(一般的には赤青緑のイメージセンサーをピクセルごとに格子状に配置してるけど、例えばFujifilmのコンデジでは変わった配置をしてるセンサーを使ってるものがある。http://www.fujifilm.co.jp/rd/field/story/ccd/index02.html 曰く、人間の目の網膜に近い構造で、自然な画像になるのだとか)とか、あとはレンズの明るさ(F2.8みたいにF~~って表されてて、数字が小さい方が明るい。「レンズの明るさ」って意味が分からなければ、簡単に言えば良い素材で作ってる方が光の透過率が高いから、より光を取り込める = 明るくなる。ガラスのビー玉より水晶の方が綺麗な透明でしょ?)でも違うから、一眼レフ/ミラーレス一眼の方がコンデジより暗いシーンに強いって訳では必ずしもない。でも同じタイプのイメージセンサーなら、大きいセンサーの方が位シーンに強い。

他に、イメージセンサーが大きい事で変わってくる事としては焦点深度かな。ピントが合う深さ。原理は俺は知らないけど、イメージセンサーが大きい方がピントが合う浅さ/深さを変えられる幅が大きい。焦点の深度が浅い/深いってのがどういう事かと言うと、例えば点前の物にピントを合わして奥の物はぼかす(若しくはその逆)って事ができる。「焦点深度が浅い」ってのは、ピントが合う点(深さ)が狭いって事で、即ちピントが合ってる場所以外はボケる度合いが強い。逆に「焦点深度が深い」ってのは、ピントが合う点(深さ)が広いって事、即ちメインでピントを合わせた物以外でもボケが弱い。この性質を使うと、よくポートレート(人物写真)であるように、人にピントが合ってて背景はぼけてるってあるじゃん、ああいうのができる。これを上手く使うと「深み」とか「立体感」を持たせた写真が撮れる。葉に滴る雨粒を接写して、背景はボケてるみたいなのとかも。これがよく言われる、ミラーレス一眼/一眼レフの醍醐味とか面白さ。CMとかでもやってるじゃん、「ダイヤルを回して背景をぼかす」とか。

で、この焦点深度ってのは絞り(レンズ内にある「羽」の開き具合を変える事で、入ってくる光の量を多くしたり減らしたりする機能)と併用する事で変えられる。どういう事かと言うと、絞りを狭くする(光の入ってくる量を減らす)と、焦点深度が深くなる。絞りを広くする(光の入ってくる量を増やす)と、焦点深度が浅くなる。小学校の理科の授業で使った顕微鏡でもやったじゃん?ミジンコとか観察する時に。絞りを開けると焦点深度が浅くなるから、ミジンコの表面とか内蔵、それぞれピントが合ってる場所しかクッキリ見えない。絞りを絞ると焦点深度が深くなるからミジンコの表面と内蔵までもクッキリ見える。カメラの絞りもこれと同じ。

ただ、絞りを絞ると当然暗くなる。だから明るいレンズが必要。だからこういう、ボケを活かした写真を撮りたいなら明るいレンズが必要。でも明るいレンズは高い。ただそんなに明るくないレンズでも、コンデジと比べたら一眼レフ/ミラーレス一眼の可能な限りの絞りとレンズの明るさの調節で得られるボケは大分差がある。コンデジでもマニュアルの設定(ボタンとかダイヤルでMってなってるやつ)が出来るなら、Fの数値を出来るだけ小さく設定して、その分必要に応じてシャッタースピードを速くして(入ってくる光の量が多い状態でシャッタースピードが遅いとバカに明るくなっちゃうから)、撮りたい物を少しズームを効かせた状態で撮る(その分被写体から距離を置く必要も出てくるけど)と、多少ながら背景をぼかす事は出来るよ。やってみて。ズームにすると設定したF値が勝手に大きくなるかも知れないけど、それはその倍率では対応してない数値って事だから気にせずに。色々試してみると面白いかもね。

あともう一つ、イメージセンサーのサイズとは少し離れた話になるけど、デジカメでは写真を撮るに当たって大事な要素が、特に前述では言ってなかったけど3つあって、絞りとシャッタースピード以外にもう一つある。それはISOってもの。イメージセンサーの感度。ISOの値が大きい方が感度が強い。つまり暗所でもより明るい画像が撮れるって事。同じレンズ、絞り度合い、シャッタースピードで撮るとしたら、ISOの値が大きい方が明るく、小さい方が暗くなる。任意で選べる値としては大体100~3200とか、6400、場合によっては12800とか25600なんてのもある。オートに設定してればそのシーンのの明るさとか、絞りとシャッタースピードとかから妥当な数値を選んでくれるはず。ただ、暗い所ではISOを単純に上げれば良いって事ではなくて、ISOの数値を上げるとノイズが出てくる。機種によってだけど、3200以上でノイズが目立つとかかな。1600が妥当点ってのもある。だから、状況によって使い分けるしか無いんだけど、たとえば夜景とかの暗い風景みたいな動かない物を明るく撮りたいって時は、ISOはそんなに上げなくていいから、その分絞りを開くのとシャッタースピードを遅くすれば良い。暗いシーンで被写体が動く物でシャッタースピードを遅くするとぶれちゃうって場合は、多少のノイズは我慢してISOを上げれば良い。もちろん絞りはなるだけ開いて。

あとデジタルスチルカメラ(ここでは静止画用のカメラという事で敢えてそう呼ぶ)の話からちょっと逸れると、今は普通にデジタルビデオカメラでも高画質な画像が撮れる物が多い。「1600万画素」とか謳ってる機種もある。動画の解像度に関しては、現在で一般的に使われてる解像度ではフルハイビジョン(フルHD)と呼ばれる、1920x1080ピクセルの動画が最高解像度。映画業界とか、最近では一般的ではまだないにしろテレビでも4Kや2K(フルHDのぞれぞれ4倍、2倍の画質)ってのはあるけど、民生用のデジタルビデオカメラに求められてる画素数としては、1920x1080が充分であり最高解像度。ここで勘違いしないで欲しいのは、こういうデジタルビデオカメラでは画素数が高いほど良い画質の動画が撮れる訳ではないって事。どういう事かと言うと、「1600万画素」とか言ってるデジタルビデオカメラは、静止画がって事なの。動画の1920x1080ピクセルってのは画素数にすると約207万画素(1920x1080で)だから、動画を撮るだけなら207万画素(1920x1080ピクセル)分のイメージセンサーがあれば足りる。寧ろドットバイドット(イメージセンサーの1ピクセル分で、映し出す動画の1ピクセル分を記憶する)の方が良いから、1920x1080ピクセルのイメージセンサーが積まれてた方が良い。ドットバイドットの方が良いってのは、例えばハイビジョン放送(確か1440x1080ピクセル)をフルHD(1920x1080ピクセル)のテレビで見ると、「引き延ばして」画像を表示させてる事になる。放送が960x540ピクセルならフルHDテレビでは丁度倍だからテレビ側の4ピクセルで動画の1ピクセルを表示すればいいけど、ハイビジョン放送をフルHDのテレビで見るのは引き延ばすにも倍率が合わない。つまり変に補正されてる画素がある、本来はあるはずのピクセルの情報が消えてる、表示されてないって事。だから、これも一概には言えないんだろうけど、同じ性能のディスプレイだとしたら、再生する動画の画素数と同じピクセル数のディスプレイで充分であり、それがベストなはず。

もちろん、デジタルビデオカメラ一台で動画も写真も撮りたい人、そして写真はなるべく高画質で撮りたいっていう人はそういう高解像度の物を選べば良いんだと思う。ただ、動画がメインならドットバイドットで撮れるカメラが良い。CanonのHF G10とか。これはイメージセンサーが207万画素しかないけど、1920x1080ピクセルのイメージセンサーを積んでるから動画がドットバイドットで撮れる。そしてドッドバイドッドな分、1ピクセルごとのサイズが大きいから受光感度も高くなる。それは画質の良さと、暗所での強さに繋がる。その分静止画を撮る時ももちろん207万画素だから、今の時代にはなんともショボい画素数だけど。ま、動画はビデオカメラ、写真はスチルカメラで撮るのがベストだよ。餅は餅屋って事。

思いつく事書いてくとキリが無さそうだからこの辺にしとく!以上、ちょっと知識をひけら...ahem, 写真撮るの好きだけどよくカメラの事は分からないって人がいるかもと思って、出来る限りポイントを教えました。

読み返してみたら超なげー!笑

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1/09/2013

「お金」ってなんでしょう? What's "Money"?


普段俺らが何気なく使い、そして呼んでいる「お金」と言う物は、正確には「日本銀行券」って言うんだよね。でもこれは紙幣だけだと思うから、硬貨は正確には何て呼ぶのかは知らないけど。

この「お金」という物だけど、「お金」って言うのはそういうアイデア(考え、理念)なだけであって、「お金」とする物は何でもいいんだよね。誰でも作れる物じゃなければ。そしてそれに「これは〜円の価値があるという事にして使いましょう」という事にする。目に見えるお金以外では、クレジットカードも「お金」になりうるし、スイカに電子的にチャージした「お金」もお金として使える。言ってみれば電気屋の「ポイント」もお金のように使える。

それこそ江戸時代とかに使われてた小判とかは含まれる金の量で価値が決まってたから、今の紙切れだけのそれだけにはほとんど何の価値も無い(例えば一万円札は製造費とか考えてもそれ自体では一枚あたり数十円ほどの価値)物とは違って、その「お金」自体に価値があった。今の「お金」にはそれだけでは何の価値も無い。まぁ金も、それに価値を見い出す人がいなくなれば価値なんて無くなる物だけど。でも太古の昔から今に至るまで金はその希少性と見た目とか性質から高い価値が付けられて来たから、金の価値というのはそれ程下がりはしないはずだけど。

で、「ただの紙切れ」のお金は単なる券で、「この紙は一万円の価値があると言う事にして使いましょう」とかなってるだけだとは言ったけど、それでも、例えば今は流通してない昔の紙幣で、当時は1円として使われてた物だけど今はその希少性(その紙幣の状態にもよるけど)を考慮するとコレクターの間では1円以上で取引されてたり(分かんないけど例えば数万円とかもあるかもね)する物もある。「価値」と言うのは人それぞれ違う物だから、珍しい物を集めてる人たちにとってはそういう物は「お金」としては1円しか価値が無い物でももっと価値を見い出す。でもこういうレアなお金も、現在では使えないけど、銀行に持って行けば不兌換券として、当時1円の物だったら今の1円玉と替えてもらえる。ただそうやっちゃうと1円にしかならない(元から1円だけど)けど、コレクターの間では1円以上になる場合もある。俺はそういうコレクターではないけど、誰かが一円札持っててその人が要らないって言うなら1円と交換してもらうよ。少なくとも「お金」としても1円の価値は現在でもあるわけだから損する事は無いし。

でね、あと貨幣は意図的な破壊や損傷は違法になるはず。紙幣も貨幣も偽造が違法(しかも重い)なのはみんな知ってるだろうけど。紙幣を破ったり燃やしたりする事自体は違法じゃ無いはずだけど、貨幣は溶かしたり穴開けたり削ったりすると違法になっちゃう。だから俺が昔一円玉をガスバーナーで溶かし...てないけどそういう夢を見たみたいな...のは違法だったって事だな。あぁ、ユメデヨカッタ。だからいくらこういうお金が財産という意味では「自分の物」であっても、それを破壊したり手を加えたりするのは違法になり得ると。「こんな金要らねぇんだよ!」とか言って(ふざけて人前でやったり)硬貨をシュレッダーとか工具で破壊したりすると逮捕ってことですね。

面白いのが、こういう「お金」として価値を持たされた、それ自体ではその値段程の価値がないもの(一円硬貨に関しては製造に一枚あたり一円以上掛かるから一円以上の価値があるとできる)を破壊、損傷させたら捕まる事はあるけど、その物自体に価値があるもの、例えば金とかダイヤモンドとか高い服とか車とかを、自分の物だからとして破壊しても罪にはならない。お金は自分の物でも罪になる事がある。だから紙幣、貨幣は厳密には「自分の物」ではないような物でもあるなと思う。「日本銀行から借りてる物」って事でもないけれど。

他にも面白いのが、金とかダイヤモンドとか物は何でもそうだけどお金も、よく「当時の額で〜円で、現在の価値に直すと〜円」とかあるように、日々価値が変わる。昨日と今日で急にいくらみたいには変わらないけど、時代を通して言えば「前は〜円で買えてたのに今は〜円する」とかあるじゃん。だから例えば「昔はラーメン一杯5円だった」みたいなのあるけど、その頃の先祖が「子孫のため」と思って当時10万円(ラーメン一杯5円が今で言う500円だとして、その時の10万円は今の1000万円)を現金で貯金していてくれて、それが今まで残っていたとしても残念ながらお金の価値としては現在では10万円でしかない。だよね?それこそ残されてた硬貨とか紙幣自体に希少性とか歴史的な価値があるなら、銀行に持って行かずにマニアに換金してもらうって手を使えば10万円以上になるだろうけど。

お金って面白いと思うよ。でも最後の俺が思う事を言わせてもらうと、お金は使う為にある。

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1/08/2013

「韓国語」なんて無い、「朝鮮語」だ!


北朝鮮で話されてる言葉(いくつかある場合は「一般的に」という意味で捉えて)と韓国で話されてる言葉(これも上と同じく)は違うの?一緒なの?凄く似てるけど細かい所は違うとか?

例えばイギリスとアメリカの英語みたいな。文法は(ほぼ)一緒だけど単語とか言い回しとかが違うのがけっこうあるみたいな。それともポルトガル語とスペイン語みたいな、言語的には似てるけどやっぱり言語としては違うし、単語や表現も違うけど、お互い言ってる事は何となく分かるとか?

もし北朝鮮で話されてる言葉と韓国で話されてる言葉が一緒なんだとしたらね、「一緒だとしたら」だよ、「韓国語」って言うのはおかしいんじゃないかと。北朝鮮の人たちが話してる言葉を「北朝鮮語」って言わないでしょ?今の北朝鮮と韓国は「国家」としては南北に分断された朝鮮な訳だし、民族的にも「朝鮮民族」なわけであるから、そういう事を踏まえると北でも南でも話してるのは「朝鮮語」じゃないか?って思ったの。その言語が一緒ならって話だけど。

英語は、日本語の「英語」って言う言い方からも分かるように文字通り「英」の語、即ちイギリスの言葉って事じゃん。英語では「英語」は "English" だから、正確には 「イギリス」じゃなくて「イングランド」が "English" って言葉の語源("Englandの"という意味の"English"から)のはずだけど。

そして英語は主要な国としてはアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド(あとアイルランドとか香港とかフィリピンとか、調べてみたらいっぱいあった http://english-columns.weblio.jp/?p=183)でも公用語として話されてるけど、全部イギリスの移民や植民地支配などの影響を受けた国でしょ。だからそこで話してる言葉を「"英"語 (English)」とするのは合理的。英語は元々イギリス(少なくとも国として確立された後の話)の言語だし、イギリスで話されてる言葉が「オリジナル」とすると、例えイギリス以外の場所で話されてる「英語」がイギリスの英語とは違っても、それらを「"英"語 (English)」と呼ぶ事におかしな点は無い。個人的にはアメリカで話されてる英語はEnglishじゃなくてAmerican, 日本語では「英語」じゃなくて「アメリカ語」にすればいいのにって思うけど。

それに比べ「韓国語」は、現北朝鮮と韓国がまだ朝鮮って国だった頃から話されているはずだけど、少なくとも日本語では「"韓国"語」となっている。「朝鮮」の時代から南北に分かれて言語が変わったの?まぁこう書いたように論理的にも実質的にも「韓国語」は「韓国語」ではなくて「朝鮮語」になるべきなんだけど、その呼称が今から変わりはしないよね。俺も「韓国語勉強してます」とかいう人に対してわざわざ「朝鮮語でしょ?"韓国語"なんて物はないよ」とは言わないもん。笑

ま、英語だと北だろうが南だろうが、彼らの言葉は "Korean" って言うんだろうけど。一般的には「北朝鮮」は "North Korea" で「韓国」は "South Korea." まぁ正式名称は日本語で「北朝鮮民主主義人民共和国」なのと同じく英語では "The Democratic People's Republic of Korea" そして「大韓民国」は "The Republic of Korea" になるけど。一般的な方の "North Korea" と "South Korea" を見比べると、"Korea" の部分が共通してる。これを元が「朝鮮」って国だった事を考えたら日本語では「北朝鮮」と「南朝鮮」になるのが妥当。「韓」というのを残すなら、「北韓国」と「南韓国」にするのが妥当だと俺は思う。まぁ英語に合わせる事はないけど。

ま、南スーダンって国がスーダンから分裂して誕生したように、元の国の名称に「北」とか「南」だとかが付くんだね。スーダンから分裂したから「南スーダン」なんだよ。韓国の知り合いから聞いた話では朝鮮語では「北朝鮮」は韓国の人からすれば「北"韓国"」みたいな言い方をして、「韓国」は北朝鮮の人は「南"朝鮮"」みたいな言い方をするらしい。もしくは、どっちの国も自分の国を中心として、北朝鮮にとっては自国は「韓国」で、所謂普通に言う「韓国」が「南韓国」で、韓国からすると自国が「韓国」で北朝鮮が「北韓国」だったかも。「北韓国&韓国、朝鮮&南朝鮮」だったか「韓国&南韓国、北韓国&韓国」だったか忘れた。

まぁどっちも「あっちがこっちの国(元の国)から分裂したんだから、あっちが北/南+"こっちの国の名称"になるべきだろ」って感じなんだろう。

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