2/10/2013

仕事が出来るヤツ、出来ないヤツ


最近つくづく感じる事。仕事が出来る奴、出来ない奴は本当にいる。そして仕事が本当に出来ない奴は本当に出来ない。周りが困る程。それで更に困るのが自分が仕事が出来ない、周りに迷惑が掛かっているという事を当人が分かっていない事がある事。

今俺はアルバイトやってるんだけど(何でインターナショナルのカレッジを卒業してアメリカの学位を取って、21歳にもなってバイトなのかは色々都合があるから今は置いといて)、引っ越しとか配送の手伝いの仕事なのね。したくてしてる仕事じゃないんだけどね。て言うのは、「外国人のお客さんの引っ越しの際の通訳」みたいなのが求人に書いてあったのよ。それで一日7500円は余裕過ぎると。「場合に寄って引っ越しの作業を手伝ってもらう事もあります」とも書いてあった。でも始めてみたら英語を使うシーンなんて全くない(面接の時でさえ俺の"売り"の「英語できます」が忘れられてたからね。w)どころか、外国人の客すらいない。周りのメンバーに聞いてみても日本語が喋れい外国人の現場だった事なんて一度もないと言うのよ。見事な詐称だよね。w だから今は別の仕事探してる。始めてまだ2週間も経ってないけど。

まぁ、でね、基本は重たい荷物だったり大きい荷物だったり、量の多い物を運ぶの。この仕事で一番大事なのはもちろん力がある事と体力がある事なんだけど、そうは言っても頭が悪い奴は使えない。バイトの俺が「使えない」って言うのは立場が違うとは思うし、ベテランの人とか監督者から見れば俺も「こいつ使えねぇ」って思われる部分や行動もあるだろうけど、バイトの俺から見ても「こいつホント使えねぇ」って思う人がいる。しかも30~, 40~, 下手したらもっとのいい歳したおっさんが。俺が前にしてたスーパーのアルバイトでは少なくとも俺の部門では頭を使う事はあんまりなかった。掃除がメインの単調作業。唯一頭を使う事と言ったらその日の忙しさによって変わる掃除の仕方だったり時間配分、掃除しつつ客の入り具合を見て商品の値引きをしたり値引率や値引きの時間を変えたりすること。それはセンスもあるけど、「だいたいこのくらいの時間になったら」って覚えとけば頭を使う程の事でもない。それに基本的には上司から「何時に〜」って指示が出るしね。だからそのスーパーのバイトは要は慣れだった。

それで、今の引っ越しの仕事で仕事が出来る/出来ないの事について感じるのは、寧ろそれが運搬の仕事だからかも知れない。というのは、基本的に毎回現場が違うのよ。俺の勤め先の会社での仕事は、一緒に仕事をするメンバーも毎回違うし、家なり会社なり現場の状況が違う。運ぶ物も違う。だから適応力とか状況に応じて変えなきゃいけない事が多いわけ。それに一人一人にゼロからこうしろああしろって指示される訳じゃないから、必然的に自分で判断しなきゃいけない部分も出てくる。

そんで俺が感じる仕事が出来ない人の行動ね。
・まず状況に応じて自分で判断して行動出来ない。
・指示されるまで待ってる、他の人が動かないと動かない。
・分からない事は分からないと言ったり、何が分からないか、どうすればいいかを聞かない。
・返事をしない、しても小さい声。だから何かを頼んでも伝わったのか分からない時がある。
・コミュニケーションが下手(この仕事だからこその事ではなくて、人としてコミュニケーションに問題を抱えてそうな人もよくいる)。
・行動の効率が悪い。例えばそんなに重たくない物で、持ち方を工夫すれば何個か同時に持てる物でも一個ずつしか持たないとか、一人で頑張って運ぶより他の誰かにも協力してもらったり、リレー形式にして他の人と回してく形をとった方が運びやすいのに、声掛けしたりもせずに一人でやろうとする。物の形が悪くて持ちにくかったり積みにくかったりする物も、工夫さえすれば持てたりスペースに無駄が無く積めたりできるのに機転がきかない。

他にもまだ色々あるけど、こんな感じか。仕事出来る事がその人の人間性や評価の全てではもちろんないし、みんながみんなやってる仕事をやりたくてやってるわけでもやり甲斐を感じてるわけでもないけど、少なくとも仕事をしている上ではその仕事が出来るのは大事。

ていうか思うけど、仕事が出来る奴ってのは大体他の事も上手くこなせる。それこそ文字通り「力仕事」だけをする人に関しては必ずしもそうじゃないけど、引っ越しの仕事にしろスーパーの仕事にしろ新聞配達の仕事にしろ営業にしろ経理にしろ、「出来る奴」ってのはその仕事その仕事のやり方を見つけられてこなせる人なんだと思う。

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