この動画や、"KONY 2012" というのが今Facebookなどネット上で話題になっていて、たくさんの人の間で広まっています。元々のきっかけはYouTubeにアップされたこの一つの動画からなのですが、その動画が英語なので日本語で概要を説明しようと思いました。今の所あんまり日本では広まってなさそうなので。YouTubeにも動画アップするので見てください。
(3.10.2012 追記) アップしました。
そして、英語ですがこれが元の動画です。
それでこの運動が何かというと、ウガンダで起こっている子供達の誘拐や殺害を止めようという運動です。ウガンダでは今、子供達が誘拐され武器を渡され、他の人を殺すように強いられ、時には子供達自信の親を殺させる事もあるそうです。そして、その殺戮の主犯格の名前が Joseph Kony (ジョセフ コニー)というのです。このプロジェクトの今の目標は、より多くの人に KONYという名前、その人がやっている事を知ってもらうという事です。なぜなら、彼は現在世界で起こっている酷い事をしている人としてリストになっている中のトップにいるのに、ほとんどの人がその名前を聞いた事もなく、しかもまだその人は捕まっていないからです。だからまずはその名前を多くの人に知らしめようというのが第一ステップです。
そして、今年中に Kony を捕まえるのが目標のようです。というのも、元々は一人のアメリカ人の男性が数年前にウガンダを訪れて、そこで出会った少年 Jacob (ジェイコブ)君の話を聞くうちに、ウガンダで何が起こっているのか、彼が何を経験したのかを知り、そしてJacobが自らの弟を目の前で首を切られて亡くした経験からJacob自身も生きる希望を失っていた事にショックを受け、その男性がJacobにKonyを絶対に止めてウガンダで起こってる悲惨な事を止めると約束したのが始まりでした。でも、彼一人の力ではどうにも出来ないので、政府の人達何人にも直接会って話をしたのですが、アメリカはウガンダで起こってる事に関係もないし、そもそも何が起こってるかとかその犯人が誰かなんてのもアメリカにいる人は知らなかったのです。
なのでそのアメリカ人の男性はまずKonyという人がたくさんの人に知られなきゃいけないと思って、ウガンダで起こっている事、Konyが行っている事をビデオにしてYouTubeに載せました。それが2012年3月5日の事です。
ごめんなさい、物事の順番が前後しちゃいますが、その動画では既にオバマ大統領からの手紙が来て、アメリカ軍の正式な援助が得られたという事も言っていたので、既にこのプロジェクトは大きく進んでいます。ですが、アメリカからの援助を継続させる為にも国民の理解と援助が必要で、それを得る為にも多くの人が知っていなきゃならないので、こういった動画を通してもっと多くの、世界中の人の認識を得ようというのが目標です。とりあえず今年いっぱいというのが区切りになっているようなので、だんだん人に忘れられたり誰も気にしなくなってしまったらこのプロジェクトもアメリカの援助は受けられなくなります。
この運動をどうやってみんなでサポートできるかというと、一番簡単な事はKonyという名前をより多くの人に広める事です。そして何がウガンダで起こっているかも知るべきです。FacebookでもMixiでもTwitterでも、KONY 2012というプロジェクトの名前を広めてください。Joseph Kony や ジョセフ コニー という彼の名前だけでもいいです。
そして次に出来るサポートは寄付です。Action Kitというブレスレットやシールとかポスターなどがセットになった箱が、毎月数百円の寄付をするともらえます。2つブレスレットが入っていて、一つは自分にもう一つは誰かにあげられます。そして、大きなプロジェクトが4月20日に計画されていて、皆が寝静まった19日の夜中に街でポスターを貼ったりして、20日の朝、人々は KONY 2012 という文字を見るというものです。日本でもやる人がいるかは分かりませんが、やりましょう!数人でもいいので!
でもとにかく、この事をたくさんの人に広めてください。それが誰でも出来て一番力になる事です。世界で起こっている事の一部になりましょう。今日Facebookを使っているユーザーの数は200年前の世界の人口よりも多いそうです。このネットの力を使わない手はありません。
では。
Kouhei
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